2018年11月15日
江戸時代からおける茶生産
静岡のお茶の歴史のはじまりは聖一国師(1202年11月1日-1280年11月10日)が起点です。牧之原開拓(牧之原の大茶園)がはじまったのは明治に入ってからです。幕末に横浜で開港して以降、静岡の茶は有力な輸出品として広く知れ渡っていました。江戸時代の初期から茶生産が始まったのは本山(静岡市葵区)、天竜(春野も含む)、島田市北部、川根本町の山間部です。これらの地域では年貢の一部を茶で納めていたほか、本山茶の聖地足久保では御用茶として武家に提供し当地の人足の給料となったほか、税金も免除されたそうです。また、島田宿や駿府の茶商人を通じて江戸に行商へ行き、武家や寺社だけでなく江戸の町人にも購入されていきました。
Posted by あ~茶ん@EcoGreenTea at 02:40│Comments(0)
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