2020年10月15日
ミネラルについて
お茶には多くの成分が含まれています。カテキンやアミノ酸成分などが含まれており食物繊維やビタミンなどの栄養素を伴っています。もうひとつ、大事な栄養素が今回のテーマのミネラルです。ミネラルは無機質ともいい、有機物4元素(炭素・水素・窒素・酸素)以外の元素の総称です。体の調子を整えるための大切な役割を果たすとされています。お茶には約5〜7%のミネラルが含まれています。ミネラルの中には多くの元素がありますが、代表的な成分はカリウム、カルシウム、マグネシウム、リン酸、ナトリウムが挙げられます。既に肥料からミネラル成分が含まれています。カリウムは生育にとても重要な栄養素でもあり中でも一番多く含まれています。カリウムは体内の細胞の浸透圧を調整する働きがあり命維持に重要な役割を果たすとされています。また、神経や筋肉の働きを正常に保つ作用もあるとされています。次いで多いのがカルシウムです。カルシウムは骨や歯を作るために欠かせない栄養素であり、我々の体内にもっとも多く存在するミネラルともいわれています。また、マグネシウムやリン酸も骨や歯を作るために必要な栄養素といわれています。日本茶の中でより多くミネラルが含まれているのが玉露や抹茶です。アミノ酸成分とともに煎茶よりも数倍から数十倍もの含有量があることが明らかにされています。ミネラル成分も含めた栄養素は淹れた茶よりも茶ガラにより多く含まれています。また、ミネラルには水にも含まれています。硬水の方がカルシウムやマグネシウムが多く含まれていますが、それより含有量の少ない軟水の方が好ましいとされています。(ただし水質によってはその限りではありません)硬水に含まれる豊富なミネラルがお茶本来の味に影響してしまうからです。
ミネラルは味だけでなく、香りを生み出すにも大切になってきます。土壌からチャノキが育つまでとても重要な役割でもあります。
ミネラルは味だけでなく、香りを生み出すにも大切になってきます。土壌からチャノキが育つまでとても重要な役割でもあります。
Posted by あ~茶ん@EcoGreenTea at 02:52│Comments(0)
│お茶全般
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