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2018年02月16日

茶に合った水

 茶は香り・水色・味がそろって良いものこそ優れた茶といえます。香りは臭みのない新鮮香があるもの、水色は濁りがない濃厚な色、そして爽快な味であるものが最高の茶といえます。それはお茶を入れる水にも影響します。
 水は大きく軟水硬水と2種類に分かれています。その違いは水に含まれるカルシウム塩とマグネシウム塩の量の指標の一定水準(これを硬度といいます)によって分かれていて、その60㎎以上を硬水、60㎎未満を軟水とされています。これはWHO(世界保健機関)で定めらています。日本の厚生労働省によりますと硬度が300㎎以下が一般に飲める水質の基準とされています。他にも項目があるので http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/kijun/kijunchi.html を確認ください。
日本の水道水のほとんどが軟水です。さらに静岡県の研究データによるお茶によい水の硬度は30~80㎎で上限120㎎とされています。
 硬度が高いと味が淡白になったり香りも減少して濁った水色となりやすいです。また、カルシウム、ナトリウム、カリウムといったものをが含まれるミネラル成分が1リットル中に30~200mgを含んでいる水がよいとされていてこれより値が多いと苦味や渋味が増してしまいがちです。
どの水がおすすめかということをいうのは難しいですが、水質によって品質に影響があるということを認識してもらいたいです。


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Posted by あ~茶ん@EcoGreenTea at 05:25│Comments(0)お茶全般
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