2021年09月07日
ケニアの茶 その1
久々に世界の茶事情についてを語りたいと思います。今回はアフリカのケニアについてです。ケニアは東アフリカのインド洋に面している赤道直下に位置しています。アフリカは暑い乾燥地帯が多いのですが、ケニアは国土の大半が1000m以上の高原であり、サバンナ地帯であるため、モンスーンが吹く時期は比較的雨が多く降るとされています。多くの国立公園や約5200mあるケニア山がそびえ立っています。茶園があるところは2000m程に位置し平均気温が20℃を下回り年間1500mm程度の雨が降るため栽培に適しています。ケニアは農業資源国であり園芸作物やアボカドが多く採れ、茶の他にコーヒーや香辛料も多く輸出されています。
ケニアは中国、インドに次いで三番目に茶の生産量を誇っています。ケニアで作られる茶のほとんどは紅茶です。ケニヤの最初の茶の苗木は、1903年にインドからアッサム種の苗を持ってきて植えたのがはじまりです。当初は植民地支配の時代でインドを支配していたイギリスがケニアの植民地となって作られていきました。 その2へつづく
ケニアは中国、インドに次いで三番目に茶の生産量を誇っています。ケニアで作られる茶のほとんどは紅茶です。ケニヤの最初の茶の苗木は、1903年にインドからアッサム種の苗を持ってきて植えたのがはじまりです。当初は植民地支配の時代でインドを支配していたイギリスがケニアの植民地となって作られていきました。 その2へつづく