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2017年03月03日

紅茶について

以前、茶の歴史の中で、紅茶のことも触れましたが、もう少し詳しく触れたいと思います。
紅茶は伝統的にはチャノキの葉から作られておりましたが、1823年にインドのアッサム地方でアッサムチャノキが発見され、以降インドやスリランカで栽培が盛んになりました。
 紅茶は世界各地に広まり、アフリカや南米でも作られています。
 紅茶の成分は、主にカフェインやタンニンが含まれており、紅茶ポリフェノールは風邪やインフルエンザに有効があるといわれています。
 また、紅茶の呈色成分は主にテアフラビンとテアルビジンであり、これらの成分が多いほど濃い赤色となります。紅茶の香気はレモン様のリナロール、花のような香りのゲラニロールなどの物質があります。
 紅茶の工程は、萎凋に10時間以上、揉捻に60分~90分くらいかけてされます。この時茶葉は60~70%程度の酸化発酵されていきます。この時点で茶葉は塊になるためこれをほどき空気に触れて酸化発酵を促進する作業(約30分)を行います。室温25~26度、湿度90%の状態で発酵させ、2~3時間放置させます。色だった葉が鮮やかな赤銅色になり、紅茶としての芳香が漂っていきます。茶葉の香りや色の変化に応じて酸化酸素を止めます。茶葉の水分が約60%程になった時点で乾燥機に入れ、100度前後の高温熱風で酸化酵素の活性を止め、水分3~5%まで乾燥させます。最後に乾燥を終えた茶葉は、広げて放熱させ仕上がりです。


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Posted by あ~茶ん@EcoGreenTea at 01:28│Comments(0)お茶全般
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