2021年09月03日
8月を振り返って
今年の8月は場所にもよりますが雨の日が多かったといえます。特に西日本では記録的な豪雨災害となったところが多くありました。佐賀の嬉野では茶畑が流される被害もありました。県内でも山地を中心に平年よりも多い降水量となり土砂崩れが発生する被害もありました。菊川でも局地的ではありますが1時間に110ミリという雨が降りました。8月後半は熱中症アラートが発令するほどの暑さとなりましたが昨年と比べると少ないといえます。少雨で猛暑が続けば干ばつとつがなるのですが、今年は雨が比較的多いこともあり潅水対策には影響が少ないことはメリットがあるといえそうです。しかしこの時期は病害が発生しやすい時期でもあります。長雨が続くことで発病がしやすいとされています。炭疽病やもち病のほか、黒色に腐敗し落葉するいわゆる黒葉腐病が発病する可能性があります。秋肥や防除の行う時期にきていますが、降雨や気温の変化に注意が必要となります。