2019年01月23日
足助の寒茶




先週日曜日、愛知県豊田市足助にある足助屋敷で、足助の寒茶づくりの体験イベントがあり見に行ってきました。足助の寒茶は約30年ほど前から毎年この時期にここで作られています。足助は長野県塩尻までを結ぶ三州街道の起点であり、岡崎までを足助街道として古くから塩や茶荷などが運搬されて栄えられてきました。足助には香嵐渓(こうらんけい)という観光スポットがあり、紅葉スポットとして知られています。香嵐渓の敷地内に約40年ほど前に足助屋敷がオープンされました。ここでは手作りの里として、味噌や大豆、梅干し、柚子菓子などの手作り体験や和紙、包丁、木や竹で作られた工芸品や陶芸品、炭焼き、機織りなどの展示品が置かれています。ここでは松下コレクションの松下智先生が招かれています。昨年は袋井で初めて寒茶づくりが行われましたが、今回は寒茶の元祖といえるこの足助で寒茶づくりを見に家から3時間ほどかけて見物することができました。釜で蒸した後本来は日干乾燥させるのですが、雨の影響でできず後日室内乾燥させました。
足助近辺には茶畑はなく、チャノキは香嵐渓近辺の荒れ地に40~50年ほど前にチャノキを植えたそうです。本来の茶とは違い、苗木ではないため、寒茶用向けに植えたものだとのことです。足助屋敷のHPは http://asukeyashiki.jp/aji/?fbclid=IwAR3NeHDgVL51Q6rX0J_WOOr1ItL2k2rXY7P2YzKPR0pnfPfqlWsZEtQB1x0#02
寒茶の飲み方も参照