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2018年03月04日

韓国の茶 その1

3月を過ぎました。平昌オリンピックを終えてもうすぐパラリンピックを迎えている韓国ですが、その韓国にもお茶文化があります。
韓国に初めてお茶をもたらしたのは新羅時代の善徳女王(在位632 - 647)の頃です。中国唐の国から帰国した女王の使臣が茶種を持ち込み智異山という山に植えられたというのがはじまりとされています。それ以降高句麗(918~1392)時代には王室をはじめ貴族らの間で茶が広まり、儀式で茶が振舞われ重要な礼物として用いられてきました。李氏朝鮮(1392~1910)時代になると朝鮮半島南部の寺院が中心となり茶の栽培や製茶が続いていきました。主に文人や僧侶たちの間で茶を楽しんだといわれています。1910年に日本の植民地時代になると総督府によって茶産業が奨励されるようになり,光州や宝城などに茶園が造成され現在に至っています。次第に日本風の茶道が浸透していくようになりました。戦後、韓国茶文化協会が創立し、1981年には韓国茶道協会が創立され、5月25日には茶の日を制定し毎年この日に記念行事が行われています。以降その2へ続きます。


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Posted by あ~茶ん@EcoGreenTea at 23:45│Comments(0)お茶紀行
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