2021年12月03日
関口隆吉と栗田土満合同展

郷土ゆかり人物として、その後に多大な功績を収めた二人の偉人の展示会が開かれます。
一人は初代県知事関口隆吉(1836-1889)です。駿府城を築いた今川氏の末裔でもあり、牧之原開拓にも携わってきた関口隆吉の生涯の資料が収められています。また、関口隆吉を歌にしたCDが販売されています。もう一人は栗田土満(くりた ひじまろ)です。栗田は元文2(1737)年に遠江国城飼郡平尾村(現 静岡県菊川市中内田)の広幡八幡宮(現 平尾八幡宮)の神主の子として生まれ、文化8(1811)年に死去されている、江戸時代中期に活躍された国学者であり歌人として知られる人物です。賀茂真淵(かも の まぶち)(1697-1769)や本居 宣長(もとおり のりなが)(1730‐1801)から師事され、故郷である平尾に学び舎を創設し国学や和歌を講じたほか、『日本書紀』を解説する書籍を著しました。展示会は菊川市立図書館菊川文庫2階で12月5日㈰まで、12月15日㈬から翌年1月30日㈰までは掛川市立大東図書館2階「郷土ゆかりの部屋」で開催されます。
Posted by あ~茶ん@EcoGreenTea at 23:16│Comments(0)
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