2021年07月16日
賞味期限と消費期限の違い


食品を扱う期限には賞味期限と消費期限と分かれます。この違いは簡単にいうと品質の劣化が早いものが「消費期限」で劣化が比較的緩やかなものが「賞味期限」です。消費期限には弁当屋や惣菜、生菓子などの期限が短い期間のものが対象となります。定められた方法で保存した場合において、腐敗や他の品質劣化に伴った安全性を欠くおそれがないと認められる期限を示す年月日が示されています。一方賞味期限はスナック菓子や缶詰などの製造日から賞味期限までの期間が3ヶ月以上のもので品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日が示されます。賞味期限はあくまで目安であり期限が過ぎても必ずしもすぐに飲食できなくなるわけではありません。茶も賞味期限が示されています。一部の生菓子などには消費期限が示されていますがほとんどのものは賞味期限が示されています。大概が1~2年以内となっているものが多いです。ただし開封したら早めにお使いください。また、高温多湿(気温35度以上湿度60%以上)で保管すると変質したりして悪くなりやすいです。高温多湿の夏場ではカビが繁殖して食中毒にもつながる恐れもあるので保管には注意が必要です。