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2018年10月18日

アルゼンチンの茶 その1

前回の茶生産の項で昨年の生産量が中国、インド、ケニアの順に多く、日本は10位でした。日本よりも多い生産量のなかに意外な国がランクインされていました。その中の一つが南米アルゼンチンです。アルゼンチンは生産量も栽培面積も日本より上です。2014年までは日本が上でしたが日本が減産したことでアルゼンチンに抜かれた形になってしまいました。そんなアルゼンチンの茶事情について調べてきたのをまとめました。
 アルゼンチンの栽培面積は約45000ha(日本は42000ha)で生産量は83000t(日本は76000t・2015年統計調査による)です。アルゼンチンで最初に栽培されたの1920年代といわれています。1950年代になると国内は大不況に陥り、物価が高騰、経済危機を迎えます。この頃、農地改革が進んでいき、生産が増大していきました。1958年には32000haにまで規模が拡大し、栽培された大部分の茶葉を海外に輸出されていきました。1960年代になると機械が開発され自動の摘採機が使われるようになり、収穫にかかるコストが削減されました。その後機械の改良や生産技術の工場が進み1990年代には生産量が徐々に増えていくようになり、現在ではマテ茶、コーヒーに次いで多くの茶葉が輸出され、そのうちの約90%が紅茶の栽培にあたっています。


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Posted by あ~茶ん@EcoGreenTea at 23:17│Comments(0)お茶全般
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