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2018年02月11日

カフェインについて

これまで様々な茶について綴ってきましたが、その中に含まれているカフェインのことについて取り上げていきたいと思います。カフェインというのはアルカロイドという有機化合物に含まれている一部で1819年にフリードリープ・フェルディナント・ルンゲ(1794-1867)というドイツ人科学者によって検証され、後にコーヒーに含まれていることからカフェインと命名されました。カフェインは緑茶、烏龍茶、紅茶の他、コーヒーやココア、コーラといった飲料水にも含まれているほか、チョコレートやカカオ豆にも含まれています。カフェインをもたらすことによって覚醒や強心といった興奮作用や利尿作用が生じ、副作用れとして不眠、めまいが起きることもあるほか、多く摂り過ぎることで頭痛、集中欠如、疲労感、気分の落ち込みなど吐き気が発生し、最悪死に至る場合もあります。体に不調のある場合はカフェインに含まれるものは控えましょう。また、カフェインは医薬品としても含まれているものもあり、主に感冒薬や鎮痛薬に用いられています。
 さてカフェインの含有量ですが、ある調査によれば緑茶は230㏄(ml)で30~45㎎、紅茶230㏄(ml)で40~70㎎、コーヒーはインスタント230㏄(ml)で約60㎎、豆から抽出230㏄(ml)で90~140㎎、ココア230㏄(ml)で約100mg、コカ・コーラ350㏄(ml)約35㎎、ハーゲンダッツのコーヒー味アイスクリームのカップ半分で約30㎎、リポビタンD50mlで約50㎎、モンスターエナジー355mlで約142㎎と示されています。これはあくまで調査であり、水で薄めればこれより少なく、原料が多いとその分多く含まれることになります。カナダの調査によれば、1日で摂ってもいいカフェイン量は400mgです。これはカナダ保健省で発表されています。この量は健康な成人によるものであり、妊婦は300mg、13歳未満の子供は85mg、10歳未満の子供は62.5mgとなっています。これより多く摂るとカフェイン中毒に陥り最悪死に至る危険性があります。これはあくまで目安であり、短時間で400ml摂取した場合に基づいたものであり明確ではありません。成人の摂取量に対し安全の上限の量(400ml÷カフェインの含有量)を換算すると緑茶8~11本、紅茶5~10本、インスタントコーヒー6~7缶、豆から抽出されたコーヒー2~4本、ココア4本、リポビタンD8本、コカ・コーラ11本、モンスターエナジー2本までとなります。特に缶コーヒーの飲み過ぎに注意です。あと子供や妊婦はできるだけコーヒー類は避けた方がよさそうです。これはあくまで缶飲料に基づいたデータであり、実際の茶葉やコーヒーの原料をついで飲む場合の含有量はもっと少ないです。緑茶や紅茶はカテキンなどの成分も含まれていますが飲み過ぎには注意です。
 


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Posted by あ~茶ん@EcoGreenTea at 05:25│Comments(0)その他
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