あ～茶んのお茶日記　

茶を飲む際には湯の温度や茶葉の量によって味が変わってきます。つまり淹れ方によって茶の味わい方が変わってきます。
まず、一人分（５０ｃｃに対し）茶の量は一般的には２ｇないし３ｇですがそれより多く入れ過ぎると渋すぎてしまうと思われますが、二煎目以降を美味しく飲みたいという場合に４～５ｇ淹れることを推奨することもあります。次に温度ですが、茶の種類によって変わってきます。煎茶の場合、80℃から90℃の熱湯を注いで１，２分浸しておくというのが多いですが、注ぐ温度を60℃から70℃まで下げて浸出時間を3分ほど長くするいわゆるぬるま湯でも美味しくいただけます。玉露は50℃ほどのぬるま湯が適温といわれていますが、これはアミノ酸成分を多く含まれているため、ぬるま湯にすることで甘味を嗜めるからです。煎茶も浅蒸し（若蒸し）煎茶や品種によってはアミノ酸成分が多く含まれている場合があるため、若干温度を下げて飲むことを薦める場合があります。品評会や日本茶協会では淹れ方が定められていますが、私は自分の好みに合った温度や量で飲めばいいと推奨します。なぜならば美味しいお茶というのは個人の味覚によって異なるからです。また、いずれ詳しく話しますが、水質によっても変わってきます。