2025年02月25日
生産量初の転落
農林水産省が発表した昨年2024年の茶生産統計によると、静岡県の荒茶生産量は前年(2023年)比5.1ポイント減の25800tでした。一方で前年2位の鹿児島県は3.4ポイント増え27000tでした。この結果鹿児島県が静岡県を抜き1959年統計を開始して以来始めて首位となりました。昨年の静岡県の一番茶は生育順調で生産量が回復したものの品質低下で取引単価が急落しました。その影響もあり二番茶の生産が低迷しました。一方で鹿児島県は二番茶以降の生産も順調に進み逆転した形となりました。摘採面積も静岡より11400t多く130900t(同3%増)でした。シェア率では別のシェアは鹿児島が40%、静岡が39%、三重が8%などという結果でした。鹿児島県では有機生産や碾茶に適した改植が進められており静岡県でもそうした形での販路拡大に向けた構築が求められています。
Posted by あ~茶ん@EcoGreenTea at 22:18│Comments(0)
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