2024年09月26日
静岡茶市場の動き
茶集積地で取引を担っている静岡茶市場は、新たな取引方法として電子入札システムを導入することを検討されているようです。茶市場は1956(昭和31)年に株式会社として設立されました。売り手・買い手・仲立人の三者で直接価格交渉を行っていることが伝統の取引手法です。しかし近年は消費低迷に加え、単価の下落が歯止めをかからず、12期連続で営業赤字に陥っています。そこで今回の流通改革として電子入札の導入が検討されたわけです。電子入札によって遠隔地からのにゅさつも可能となり、買い手の幅が広がりやすくなります。あっせん業者などの早朝からの取引時間の見直しや買い手側を助長するなどの不利が指摘されています。需要者のニーズや生産者の所得向上につながる改善改革が望まれます。
ところで、今茶市場では全国品評会の入札販売が行われています。煎茶・碾茶・玉露・被せ茶などの8部門で審査・鑑定が行われました。1キロ当たりの平均単価は3万6834円と前年比18%高く、参加者も昨年よりも50人ほど多い350人とコロナ渦以前の水準となりました。この出品茶展示・授与式は今年11月2・3日に全国お茶まつり静岡大会で行われます。
ところで、今茶市場では全国品評会の入札販売が行われています。煎茶・碾茶・玉露・被せ茶などの8部門で審査・鑑定が行われました。1キロ当たりの平均単価は3万6834円と前年比18%高く、参加者も昨年よりも50人ほど多い350人とコロナ渦以前の水準となりました。この出品茶展示・授与式は今年11月2・3日に全国お茶まつり静岡大会で行われます。
Posted by あ~茶ん@EcoGreenTea at 20:36│Comments(0)
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