あ～茶んのお茶日記　

今夜今宵は満月の日です。もうすぐゴールデンウィークを迎えるわけですが、新型コロナウイルスの感染が収まりません。変異株が猛威を振るっていて全国的にも拡大、東京や関西圏では再び緊急事態宣言が発令される事態となっています。
そんななか一番茶の方は県内南部では早くも生産が終了したところも出てきています。今年は記録的にも早い萌芽期から摘採期を迎え、霜も降りず順調に生育したのかと思いきや、ここのところ朝晩の気温が冷え込み、日中も20度に届かない、平均気温よりも下がっている日が続いています。こうなるとみる芽の状態のままとなり収量が伴わず終了してしまう所も多く出てきています。つまり期待していたほどの生産量の伸びが芳しくないということになります。一方で北部山間地では一番茶の摘採がはじまっています。ただ山間地では今月になって霜が降りたところもありました。減産という報告が出ていることが懸念されます。写真は牧之原市内での乗用摘採の様子です。こちらでは生育が順調のようです。最初の話に戻りますが、静岡県は緊急事態宣言の発令されている所や蔓延防止措置の出されている所への不要不急の外出は控えるようにお願いしています。県内でも感染リスクの高い場所での行動は控えていただきますようお願いします。外出の際はマスクの着用や大声の自粛、殺菌や換気対策などの徹底をお願いします。