› あ~茶んのお茶日記  › 概況 › 萌芽の状況

2021年03月29日

萌芽の状況

萌芽の状況
各地で一番茶シーズンを前に茶園で萌芽期に入ったところが多く見受けられています。調査によれば昨年よりも数日ほど早く生育が進んでいるとのことです。越冬芽の包葉が脱いで成長をはじめ、展開して中の芽が半分以上、約2倍の長さに見えた状態を萌芽といいます。そこから芽の一番目の葉が開くことを開葉といい、萌芽から12~15日程度後となります。芽から葉が5枚開くとそれ以上開葉することはほとんどありません。すべての葉が開き終わって芽が止まることを出開きといい、これ以降は葉が硬くなり始めてきます。出開きになるまで約20日ほどかかります。一番茶摘採適期は4枚目が開葉した(4葉期ともいい、およそ出開き度が7割)状態がいいとされています。写真はふじのくに茶の都ミュージアム付近の茶園で撮影したものです。萌芽から葉が2枚ほど開いた状態(2葉期)が多く見受けられます。霜が降りるほどの寒さにならなければ、あと2週間ほどで摘採期を迎えるのではないかとみています。


同じカテゴリー(概況)の記事
GWも終わり
GWも終わり(2025-05-07 11:36)

今年の一番茶は
今年の一番茶は(2025-05-01 17:24)

生産間近に
生産間近に(2025-04-22 12:26)

新茶の時期に向けて
新茶の時期に向けて(2025-03-30 22:15)


Posted by あ~茶ん@EcoGreenTea at 05:54│Comments(0)概況
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
萌芽の状況
    コメント(0)