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2020年01月15日

台湾茶について その4

台湾で栽培される茶葉の年間生産量は2014年統計で約14000t程です。1970年代には3万t近くありましたが、それを境に生産量は減少傾向にあります。一方で外国からの輸入総量が3万tと逆に増加傾向となっています。その内訳は中国や東南アジアを占めています。特に中国から輸入された茶葉によって国内生産が脅かされたことが背景にあります。台湾茶は1980年から輸出されていますが、5千t余りとあまり顕著ではありません。人手不足や人件費の増加に伴い生産コストが引き上がっていることが大きな要因となっています。台湾茶の生産の茶葉で最も多かったのは烏龍茶で全体の95%と最も多く、紅茶や緑茶は5%ほどです。そのうち大半は家庭用として飲まれ、商用利用されているのは1割程度であります。ただ、国内の消費量は上昇傾向にあり、台湾人の約半数が毎日1~2杯のお茶を外で購入しているとのことです。また、台湾のカフェなどお茶を含んだ飲食店は年々増加していて、品質も管理されていることから地域ブランドが確立されつつあります。タピオカブームに乗って台湾フードから新規お茶商品が海外進出していくようになってきていることがうかがえ知れます。
 台湾への観光客数が中国を除いて増えていて昨年は過去最多を記録し、台湾が人気スポットであることは間違いありません。私もまだ行ったことがなく、一度は足を運んでみたいと思う所存であります。 終わり


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Posted by あ~茶ん@EcoGreenTea at 03:08│Comments(0)お茶全般お茶紀行
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