2019年11月01日
本山茶について
11月になりました。11月1日は聖一国師の生誕日で静岡市ではお茶の日と制定されています。静岡茶は本山(ほんやま)茶ともいわれています。本山茶といわれるようになったのは明治になってからであり、それまでは地区の名前でいわれていました。本山茶は安倍川上流から中流、藁科川の地域で栽培しているところを指します。聖一国師の墓所のあるところもその地域といえます。なので当初は安倍茶などいわれていました。ところが幕末から明治にかけてこの地で茶を栽培していた筑紫光太郎という人が 他の地区のお茶と区別して本山茶と命名しました。かの徳川家康も本山茶を飲んでいたともいわれています。11月2日㈯・3日㈰には駿府本山秋のお茶まつりin紅葉山庭園と題して静岡本山茶農家自慢のお茶をふるまいながら茶室で味わえる茶会や抹茶挽き体験や手揉み茶体験などが行われます。詳しくはhttps://www.ochanomachi-shizuokashi.jp/information/12397/ をご覧下さい。