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2019年09月18日

プーアル茶

プーアル茶
プーアル茶は中国茶のなかの黒茶の部類のひとつです。黒茶は後発酵茶ともいわれ、生葉を加熱処理をした後にカビやバクテリア、酵母によって発酵させた茶のことです。プーアルは中国南西部にある雲南省の原産地であり、中国国境のラオス、タイ、ベトナムへとつながっています。プーアルは中国語で「普洱」と書き、12年前に普洱市が誕生しました。プーアル茶の茶樹は3000年前からあるとされ、漢末期(184~220年)頃には存在していたといわれています。明(14世紀半ば~17世紀半ば)の時代には広く知られていき、清代(1616~1912)になると朝廷皇室の間で飲用されるようになり、また国の贈呈品としてヨーロッパなど各国の使節に渡されていきました。プーアル茶にはコウジカビで後発酵させる「熟茶」と経年して熟成させる「生茶」とあります。(熟成と発酵のちがいも参考)
 プーアル茶は熟成した甘みのある香りがします。これを「陳香(ツンシャン)」といい黒茶特有の香気成分をもたらします。また苦味や渋みがなくまろやかな味です。血糖値やコレステロールを下げ、動脈硬化の防止やエタノールの代謝を促進させ、美容効果やダイエット効果ももたらします。


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Posted by あ~茶ん@EcoGreenTea at 08:26│Comments(0)お茶紀行
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