2019年07月15日
刈り落とし

県内では二番茶の生産がほぼ終了しました。今年の生産の取扱量は前年の2割減で単価も過去最低となりました。結果的に4月の天候不良が響いた形となったといえます。中には昨年の半分ほどしか収益を得られなかったところもあり、深刻的な不良シーズンだともいえる年だといえそうです。また梅雨入りしてから気温が平年を下回って日照不足もあり、特に山間地では収穫のタイミングが合わなかったともいえます。こうしたことで、摘採を断念して刈り落としを早く済ませた所もあったそうです。だいたい20~30㎝ほど(剪定作業)まで落としていきます。これによって来年の新芽のためにも重要な作業となります。写真は柴本氏の茶畑です。秋にはかなり伸びてくるそうです。