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2019年06月29日

茶の原型 その1

茶は何から、どのようにしてできているのかというと、一言でいえばチャノキからできています。ではそのチャノキとはどんなものかについては具体的には触れていませんでした。
 チャノキはツバキ科ツバキ属の常緑樹です。常緑樹は年中、幹や枝に葉がついている植物のことをいいます。秋には実やが成り咲きます。チャノキは学名でCamellia sinensisといいます。Camellia (カメリア)はツバキを意味し、sinensis(シネンシス)は中国をあらわします。チャノキは古代中国が原産地であり、大茶樹であったためにこのような学名となったわけですが、ツバキ属の学名Camelliaはチェコ人のゲオルク・ヨーゼフ・カメル(1661–1706)という植物学者が、フィリピンでツバキの種を入手しヨーロッパに持ちこんだことでこの名前がついています。ただ、現在の学名であるCamellia sinensisと命名したのはドイツの植物分類学者オットー・クンツェ(1843-1907) が名付けたものです。学名Camelliaはカメルが名付け親ではなく、スウェーデンの植物学者カール・フォン・リンネ(1707-78)によって1753年に命名されました。オットー・クンツェがCamellia sinensisと命名されたのは1887年です。この間様々な論争がありました。 続きはその2へ


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Posted by あ~茶ん@EcoGreenTea at 03:08│Comments(0)お茶全般
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