2019年02月08日
整枝と春肥
今月に入り、気温の差が激しくなってきました。季節外れの暖かさとなったら今度は再び寒気がやってきて真冬の寒さに逆戻りです。2月になると整枝作業や春肥(はるごえ)をする時期になります。ただ、整枝作業をするタイミングは難しく、秋整枝をしない場合にすることが多いです。この時期の整枝作業には2つあります。一つは再整枝といわれる作業です。これは冬の間に強風や積雪で茶株面が乱れた場合や秋整枝後に再萌芽し、遅れ芽が出ている場合のためにごく浅く刈ります。一番茶芽に古葉、木茎、遅れ芽が混入すると荒茶品質が低下するのを防ぐため裾刈りもすることもあります。もう一つは春整枝といわれる作業で、寒害を受けやすい、樹勢が弱いなどの理由で秋整枝を行わなかった茶園に行うことが多いです。整枝は葉層が8㎝以上残るように摘採面を軽く揃えます。時期としては平坦地が2月下旬~3月上旬、山間地では3月上旬~中旬が適期です。また春肥は2月中旬からといわれていますが、場所によっては早くから行っているところもあります。
Posted by あ~茶ん@EcoGreenTea at 02:48│Comments(0)
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