2019年01月16日
北限の茶
チャは元来亜熱帯地域で多く栽培されている常緑植物です。しかし耐寒性に強いチャノキであればマイナス10度ほどの場所でも栽培できます。チャは北海道を除く日本全国で栽培されており、明治初期頃までは北海道でも栽培されていたといわれています。今存在している北限の茶(最も北で栽培している場所)は青森県黒石市です。黒石市は青森県の中央部に位置しています。ここでは栽培はされてはいないもののチャノキは存在していることがわかっています。かつて江戸時代では自家消費として栽培されていたそうです。生産はされていないものの栽培をされているところだと秋田県能代市で、秋田県北部に位置しています。ここのお茶は実際にテレビ取材で紹介されています。ここでは檜山茶(ひやまちゃ)として商品化されています。東北地方ではごくわずかな地域でしかチャノキが存在していないので生産地としてはほとんど知られていないかと思われます。
Posted by あ~茶ん@EcoGreenTea at 02:21│Comments(0)
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