2017年03月25日
セイロンティー
再び紅茶の話をします。今回はセイロンティーについてです。
セイロンティーはスリランカ原産の紅茶です。スリランカに茶をもたらしたのは今から150年前の1867年のことです。時はイギリス植民地時代、英国人ジェイムス・テイラー(1835 -1892)が茶の商業生産をしたのがはじまりです。それ以降、生産の規模が拡大し、いつしか「紅茶の王」と呼ばれるようにもなりました。スリランカの茶の輸出量は2011年まで世界最大でした。近年では都市にセイロン茶を楽しめるカフェが次々と誕生したほか、輸出先である北京、モスクワ、ドバイに政府紅茶局が設置されています。ところが、2012年以降は輸出量が技術や機械化が進展しているケニアに逆転され、また最近では豪雨による被害が出てスリランカの茶葉価格が高止まりしていることや労働力不足による影響で収穫が伸び悩んでいます。スリランカでは今年150周年として、世界70か国で大々的な茶会や国際会議を開く予定です。
セイロンティーには標高1200メートル以上の高産地、600~1200メートルの中産地、600メートル以下の低産地の茶と分かれています。全体的に渋みが強く高産地ほど香りが芳しいです。バラの香りや柑橘系のアロマの香りが楽しめます。また、ミルクやレモンをブレンドして飲まれることが多いです。代表的なものにウバやキャンディなどがあります。キャンディの栽培されているキャンディ地区はスリランカの中で最も多く生産されていているところです。低産地では濃厚な渋めの味ですが香りが少なめです。やはりミルクティーとして飲まれていることが多いです。収穫は全土で一年中行われていますが、雨期のある南部ではクオリティーシーズンが1月からはじまります。
セイロンティーはスリランカ原産の紅茶です。スリランカに茶をもたらしたのは今から150年前の1867年のことです。時はイギリス植民地時代、英国人ジェイムス・テイラー(1835 -1892)が茶の商業生産をしたのがはじまりです。それ以降、生産の規模が拡大し、いつしか「紅茶の王」と呼ばれるようにもなりました。スリランカの茶の輸出量は2011年まで世界最大でした。近年では都市にセイロン茶を楽しめるカフェが次々と誕生したほか、輸出先である北京、モスクワ、ドバイに政府紅茶局が設置されています。ところが、2012年以降は輸出量が技術や機械化が進展しているケニアに逆転され、また最近では豪雨による被害が出てスリランカの茶葉価格が高止まりしていることや労働力不足による影響で収穫が伸び悩んでいます。スリランカでは今年150周年として、世界70か国で大々的な茶会や国際会議を開く予定です。
セイロンティーには標高1200メートル以上の高産地、600~1200メートルの中産地、600メートル以下の低産地の茶と分かれています。全体的に渋みが強く高産地ほど香りが芳しいです。バラの香りや柑橘系のアロマの香りが楽しめます。また、ミルクやレモンをブレンドして飲まれることが多いです。代表的なものにウバやキャンディなどがあります。キャンディの栽培されているキャンディ地区はスリランカの中で最も多く生産されていているところです。低産地では濃厚な渋めの味ですが香りが少なめです。やはりミルクティーとして飲まれていることが多いです。収穫は全土で一年中行われていますが、雨期のある南部ではクオリティーシーズンが1月からはじまります。
Posted by あ~茶ん@EcoGreenTea at 01:17│Comments(0)
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