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2017年02月17日

茶カテキン

お茶にはカテキンという成分が含まれています。カテキンは、インド産のマメ科アカシア属の低木ペグノキ (Acacia catechu)からの樹液から採れる生薬カテキューにちなんで命名されたものです。一方、茶カテキンは、1929年に農学者辻村みちよ(1888年9月17日-1969年6月1日)が理化学研究所で茶葉の異なるカテキンを発見されました。また、タンニンと呼ばれる渋味の主成分も発見されました。これらの成分は、ポリフェノールという化合性物質に含まれています。
 茶葉の茶カテキンに含む割合は12%から15%ほどですが、玉露や白葉茶といった光を遮って栽培した茶葉には10%以下とカテキンの生成が抑えられています。
 茶カテキンには多くの生理活性が含まれています。具体的には、血圧上昇抑制作用、血中コレステロール調節作用、体脂肪蓄積抑制作用、血糖値抑制作用、抗酸化作用、老化抑制作用、抗突然変異、食道がん・肺がん・乳がんなどの抗ガン作用、抗菌作用、虫歯予防作用、抗アレルギー作用などが挙げられます。ただし、中にはカテキン摂取が原因の疑われる肝臓障害がヨーロッパで報告されている例もあるので、飲用方法には注意する必要があります。


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Posted by あ~茶ん@EcoGreenTea at 00:36│Comments(0)お茶全般
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