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2018年05月24日

揉捻と中揉

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揉捻と中揉

 粗揉(そじゅう)が終えたら揉捻(じゅうねん)という作業に入ります。粗揉葉の揉み不足を補い、熱を加えずに十分に揉んで水分を均一にさせます。揉捻機を使って、茶葉を加圧させていきながら揉んでいます。(1枚目写真)
 その後中揉(ちゅうじゅう)作業に入ってきます。中揉は再び熱風をかけて軽く揉みながら乾燥させます。中揉機を用いて茶葉を撚(よ)りながら細くして水分を除去していきます。中揉機は回転ドラム式で直下型火炉が用いられています。本体の中は揉み手のへらが一定の間隔の角度で数本取り付けらており、これを回転させながら茶葉を撚り込んでいきます。この仕組みは粗揉機と似ています。30~50分ほどかけた後茶の塊がゆっくりと解ける状態となれば取り出します。(2枚目、3枚目写真)
これらは煎茶以外にも紅茶や釜炒り茶、烏龍茶などほとんどの製茶の工程に用います。写真は釜炒り茶柴本氏による烏龍茶の製造によるものです。


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Posted by あ~茶ん@EcoGreenTea at 05:35│Comments(0)お茶全般
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