2023年09月17日
茶草場農法認定10周年記念


茶草場農法が世界農業遺産に認定されて今年で10周年の節目を迎え、記念イベントが実施されます。
まず茶草場農法は園の畝間にススキやササを主として刈敷きを行う伝統的農法で、秋から冬にかけ茶園の周辺にある草を刈って茶園の畝間に敷きます。茶草場は明治以降伝統的に行われてきましたが、生活が近代化するにつれ全国的には草地は放置されていってしまいました。そんななか茶産地では草刈場が維持され続けてきました。平成24(2012)年に掛川・島田・菊川・牧之原の4市と川根本町の1町で世界農業遺産認定への推進協議会を設立され、翌平成25(2013)年に認定されました。
記念イベントとして式典が掛川グランドホテル・シャングリラスイート(掛川市亀の甲1-3-1)で10月20日(金)に行われるほか、日帰りバスツアー(エクスカーション)は掛川市コース、菊川・牧之原市コース、島田市コース、川根本町コースの4コースでそれぞれの茶園や茶工場、茶店などで見学や体験ができるツアーとなっています。式典は無料で申し込めます。また、日帰りツアーは掛川市コースを除き申込できますが、各コース25名までとなっているので満席となっている可能性もあります。申し込みはWEB申込みフォーム
URL: https://www.hot-link.jp/index.php/chagusaba.10th. からwebまたはfaxでの申し込みとなっています。webはメールアドレスの登録が必要となります。また、コースによってツアー代金が異なります。詳しくは https://www.chagusaba.jp/wp/archives/3357 をご覧ください。申込期限はどちらも10月13日までです。