2019年11月12日
白茶について

中国茶の中に白茶があります。茶葉の芽に白い産毛がびっしりと生えていることでそう呼ばれています。摘んだ葉を萎凋した後に乾燥や火入れをするのみで殺青は行いません。白茶は最も古くから作られている茶で、2000年以上前から白茶は生産されていたという記録があります。白茶は福建省が主に、湖南省や雲南の山岳地帯で作られており、山岳少数民族の間では今日に至っても家庭で白茶が作られております。とても甘い香りで生成されます。白い産毛のような色をしていて甘みがある味わいです。
白茶の代表的なものに「白毫銀針」や「白牡丹」、「寿眉(じゅび)」などがあります。白い産毛の様を中国では白毫(はくごう、パイハオ)と呼んでいます。白毫銀針や白牡丹は若芽を一芯一葉に摘み、寿眉は一芯二葉に摘まれます。近年では国内でも白茶を作られています。まだまだ知られていませんが白茶は今後注目されつつあるとみています。
Posted by あ~茶ん@EcoGreenTea at 08:02│Comments(0)
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