凍頂烏龍茶
以前台湾茶について紹介したことがありましたが、その中で
凍頂(とうちょう)烏龍茶についてを取り上げたいと思います。(台湾茶の紹介について
こちら)
烏龍茶は旨味があり幾煎でも飲めますが、中でも凍頂烏龍茶が美味しいと感じています。凍頂烏龍茶は19世紀半ばに中国大陸の林鳳池(1819-1867)という中国の住職が大陸から持ち込んだ茶の苗を台湾中部の南投県にある凍頂山で栽培されたのがはじまりとされています。1970年代になり凍頂山一帯が輸出茶の開発・栽培モデル地区となりブランド化されています。烏龍茶全体に通じていえることですが、発酵・製造の過程で
カテキンがさまざまな形で重合した「烏龍茶重合ポリフェノール」という独特な成分を生み出しています。烏龍茶重合ポリフェノールは血圧降下や中性脂肪の低下などが茶学の研究で報告されています。また、凍頂烏龍茶に関してはビタミンCが豊富に含まれていることで抗酸化作用や免疫力の向上の効果があります。また、
べにふうき緑茶に含まれているメチル化カテキンが含まれており、アレルギーに効果的でかつ花粉症対策にもなると報告されています。また、がん予防や虫歯予防にもつながることが研究報告されています。
凍頂烏龍茶はペットボトルでも販売されています。ファミリーマートではオリジナル商品として出されています。凍頂烏龍茶でなくても伊藤園やサントリーなどのメーカーで台湾烏龍茶が出されています。昔飲んだサントリーの烏龍茶はあまりおいしくなかったですが、ペットボトルの烏龍茶でしたら
伊藤園の黄金烏龍茶をお薦めします。
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