遅れ芽の時期
8月7日は立秋の日つまり暦の上では秋です。が、今が
一番暑い時期だと感じます。さて
三番茶や
刈り番茶の生産も終わり、夏肥や剪定、防除などといった管理作業にあたられているところが多く見受けられています。この時期は特に枝からトビ芽(再生芽)が生えてきてきます。通常二番茶を終えてから整枝やならしが行われますが、
再び遅れ芽は生えてきます。処理を怠ると遅れ芽がどんどん伸びてしまいます。遅れ芽を放置したり、かといってその後に刈り落としたりすると葉量が激減し来年の一番茶に不均一をもたらし悪影響を及ぼします。重要なのは
芽の均一性をはかるということだといえます。芽数をコントロールすることによって、収量や品質が決まってくるといっても過言ではないといえます。この時期は10~20㎝程の深刈りか30~50㎝程の中切りで剪定をするのが妥当であろうかといえます。(
トビ芽ならし)
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