茶粥について

あ~茶ん@EcoGreenTea

2022年01月27日 03:48



茶粥(ちゃがゆ)は、茶を混ぜて炊いたおかゆのことです。古来からの日本の郷土料理として知られています。元は8世紀ごろの奈良時代に奈良の僧坊で食べられていたものが次第に庶民に伝わっていったのがはじまりとされています。古事によれば「あげ茶」として茶粥を煮て汁を取り去って作られたといわれています。実際には茶袋にいれて煮だしたほうじ茶に洗ったお米を炊いて蒸らしてできます。奈良茶飯としても知られています。奈良以外にも東北から九州まで全国的に広がっていったとされています。米にイモや大豆、栗などに塩や醤油で味付けされたものもあります。写真は先に行われた、袋井の寒茶づくりの際につくられた茶粥です。寒茶(晩茶)の葉に梅干しやイモをのせて作られました。とてもシンプルに仕上がっています。

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