茶カテキンは新型コロナウイルス感染能力を失わせられる
オリンピックが始まり、東京都内では緊急事態宣言が発令されているのにかかわらず
感染者が急増しています。今や全国的に感染者数が拡大しています。ワクチンの接種よって高齢者の感染者は減少傾向にあるものの、若い人の感染者が目立ってます。ワクチン接種を受けることが求められてはいますが、ワクチンが必ずしも予防につながるともいいきれません。
さて今年6月に京都府立医科大学と飲料大手企業伊藤園による共同研究が行われ、食品成分によるウイルス抑制の研究・試験を打ち出しました。
茶カテキン類がウイルスのスパイクたんぱくに結合し、細胞への感染能力を低下させる効果をもたらすことを見出したと発表されました。また、
試験管内で人が唾液中に加えたウイルスに対しても、茶カテキン類によって感染能力を失わせることを認めたことが報告されました。
茶カテキンは緑茶に高濃度に含まれています。より
多くの人がお茶を飲めば、唾液中のウイルスが不活化されることによって飛沫感染が減少し、人集団全体としてはウイルスの感染拡大を減弱させられます。 お互いに他人のためにお茶を飲むことは有効であるということがいえます。
これまで再三再四言ってますが、やはり
緑茶は免疫効果が十分にあるので飲んでいただきたいです。それでも密になる行動は避けるべきです。また、
熱中症にも注意が必要です。こまめに水分補給を摂ってください。また
水出し緑茶を飲むのをお薦めします。
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