蓬莱橋
江戸時代までの大井川は旅人や要所らを対岸まで護送させていた、川越人足の制度を取っていましたが明治になって廃止されました。明治に入り牧之原の開墾のために明治12(1879)年農業用の橋が設けられました。それが
蓬莱橋です。徳川宗家で静岡藩知事でもあった徳川家達が、かつての家臣たちの激励のために訪れた時に、牧之原台地を宝の山を意味する「蓬萊山」に例えたことに由来してこう名付けられました。開拓農民らの出資により建てられ、関係者以外からは通行料金をとっていました。全長897.4メートル、通行幅2.4メートルの木造歩道橋で平成9(1997)年に「世界一の長さを誇る木造歩道橋」としてイギリスのギネス社に認定されています。歩行者と自転車のみの通行が可能で朝8時30分から夕方17時の間100円で通行できます。また、蓬莱橋の近くには蓬莱橋897.4(やくなし)茶屋があります。島田市のお茶やお菓子が販売されているほか、カフェ施設もあります。897.4(やくなし)茶屋の詳しい内容や情報は
https://www.city.shimada.shizuoka.jp/kanko-docs/kankousisetuseibi.html をご覧下さい。
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