森の茶について その1 沿革
森町は掛川の北西、袋井の北に位置し、東に川根、西に磐田、北部山側は天竜に至っています。森町といえば小国神社がまず有名でその近くには
ことまち横町があります。また次郎柿や甘々娘で知られるトウモロコシの産地としても知られてますが、お茶も古くから営まれてきています。森町のお茶の歴史は古く、遡ることは室町時代末の1534(天文3)年に公家三条西実隆(1455-1537)が記した「実隆公記」に「椎茸一袋、茶五袋を送る」と記されており、すでにこの頃にはお茶の生産がなさてていたことが伝えられています。江戸時代になると茶の生産が盛んとなり、村落で茶業がけん引されていって茶取引や流通がなされていました。1673(寛文13)年には検地帳から茶園の記録があるほか、
文政の茶一件にも絡んでいます。幕末の横浜港開港後、お茶は森町にとって主要な輸出品となっていきました。次第に製茶問屋や販売店が並ぶようになりました。中でも有名なのがおさだ製茶です。おさだ製茶のブログ→
https://ochaocha.hamazo.tv/ つづく
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