カテキンの種類と役割
緑茶には
茶カテキンが多く含まれていますがカテキンにはエピガロカテキンガレート(EGCG)・エピガロカテキン(EGC) ・エピカテキンガレート(ECG)・エピカテキン(EC)の4種類が主に含まれています。この中でも大半がエピガロカテキンガレート(EGCG)を占めています。次にエピガロカテキン(EGC)、エピカテキンガレート(ECG)、エピカテキン(EC)となっています。カテキンの意味はカテキン成分で紹介しましたが、エピガロガレートにも意味があります。エピは摘芽後の酵素失活のための加熱以外の加熱が行われていない状態を指し、ガロはカテキンから水酸基(1つの酸素と1つの水素)が増えたもの、ガレートは脱水縮合により3つの水酸基が増えたものをいいます。エピカテキンにはお茶以外にもリンゴやブドウ、ナシ、チョコレートにも含まれていますが、エピガロカテキンガレートには緑茶以外の植物からはまだ発見されていないため茶カテキンだといえます。このエビガロカテキンガレートには病気を抑える役割のある、いわば活性酸素の働きを阻止する抗酸化力がより多く含まれていることが明らかとなっています。
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