二番茶生産期

二番茶の生産期を迎えています。6月半ばを過ぎましたがまだ今年は東海地方は梅雨入りとにはなっていません。6月はまだ平年よりも雨量は少ないです。二番茶は6月5日頃から県内で生産がはじまっています。気温もそれほど高くなくミル芽の比較的品質が良い製茶になっているところが多く見受けられています。それでも市場の単価が安い取引値となっています。やはり買い手側との交渉が難航しているのが現状です。一番茶期の安値の影響が出ているともいえます。写真は菊川市耳川地区の茶園で摘採をしている模様です。ここ耳川は初代県知事関口隆吉(1836-1889）が明治初期に牧之原開拓に勤めたときに暮らしていた場所です。現在は茶園が広がっているそばに旧井上志摩守（いのうえしまのかみ）の屋敷跡があり顕彰碑が建てられています。その茶園は台切りされていました。