八十八夜と新茶について
立春から数えて八十八日目にあたる日が八十八夜です。今年は5月2日にあたります。各地で新茶が多く出されていますが、茶店や茶問屋で販売されている煎茶にはいろんなタイプの種類で出されています。例えば、初摘み(大走り)・極上・特上・八十八夜などといった名前があります。これは階級別ともいえます。形状や色沢、味覚の中でグレードが高いものが値が高くつきます。初摘みがベストか極上かは店の判断によりますが、新茶がとれる初めの頃の新芽が良質な茶にできあがり価が高いといえます。八十八夜の時期になるとだんだんと芽がコワ葉(硬化)となり市場の単価も下がってきます。したがってある程度値段が安くつきます。
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