中国茶芸と茶器 その1 中国の茶道具
中国茶を飲むために使われる茶器には、代表的なものに茶壺(
急須)と蓋碗があります。茶壺は三国時代(184-280頃)にはあって使われていたとされます。素材は陶磁器製が多くの江蘇省宜興窯で作られたものが有名です。黒茶や青茶(烏龍茶)で使用されるケースが多いです。蓋碗(がいわん)はふたのついた茶碗で古くは唐の時代(8世紀)に登場し明代(1368~1644)に隆盛し清代(1611-1918)には宮廷内で広まっていきました。いわば中国の代表的な茶器といえます。 その2へつづく
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