オリーブについて

あ~茶ん@EcoGreenTea

2021年10月21日 06:19




オリーブといえばオリーブオイルとしてのイメージが強いと思いますが、実際にオリーブの木を見ることがありませんでした。そんなオリーブの木を実際に見させていただくことができました。まずオリーブについてを一通り説明することにします。
オリーブはシソ目モクセイ科オリーブ属から分類される常緑高木です。古くは紀元前6世紀の古代ギリシアで栽培が始まりました。古代ギリシア語でオリーブの木やオリーブオイルの意味を指すἐλαία (エライアー)から基づいており、次第に古代地中海貿易の主要商品となっていきました。聖書にもオリーブが度々登場されており、神話上では生命の木とされたり、太陽の象徴ともされているように豊穣な存在でありつづけてきました。現在でもスペインやイタリア、ギリシャ、トルコなどと地中海沿岸にほとんど多く生産がされています。日本でオリーブの栽培がされるようになったのは明治に入ってからで、明治政府が海外の有用動植物を移入した際に1878年に神戸に植えたのがはじまりとされています。20世紀になると小豆島で栽培をし始められるようになり1910年頃に成功、現在では四国全土から瀬戸内海地域、九州から東北まで全国的に栽培がされています。
オリーブは高さは10mにもなり、葉は細長いだ円形をしていて硬く緑色をしています。初夏ごろに分枝した花軸から小さいな黄白色の香りいい花がつきます。果実は秋ごろにかけて緑から紫黒色に変化し熟します。収穫期は色が変化しだす10月ごろが適期とされます。オリーブは大半が食用油として搾取されるほか、石鹸や化粧品に使われます。ただ最近ではオリーブをドリンクとして使われています。掛川産オリーブ茶はオリーブの葉を手摘みして乾燥、焙煎させてできたもので、他にもくき茶とブレンドしたオリーブほうじ茶があります。オリーブ茶は多少のクセのある味わいを感じたもののオリーブほうじ茶はバランスを保っていて飲みやすさを感じました。これらは掛川駅内のこれっしか処や道の駅かけがわなどで販売されています。ちなみにオリーブの木は牧之原市内で撮ったもので掛川オリーブとは異なります。

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