大雨の影響

あ~茶ん@EcoGreenTea

2021年07月04日 21:20

7月に入り、梅雨前線が北上して県内では大雨が続き、わずか二日間で200ミリを超えるところが多く観測されました。特に熱海市網代では300ミリを超えていて熱海市内では土石流が発生してしまいました。沼津や富士など東部を中心に冠水被害が多く発生していて、まだ東部地域では二番茶の生産が終わっていないところもあり影響も出ているところがありそうです。富士の茶園では近くの川の浸水によって茶畑の被害はなかったものの茶工場で地下ピットの被害があったそうです。幸いにも二番茶の生産は終わっていたそうです。こちらでも雨が多く降って山間地を中心に地盤が弱い状況が続いています。かつては大雨による地滑りが発生して茶畑が滑落した事態になったところがありました。2013年4月23日浜松市天竜区春野町の山間地域の茶畑を含む斜面が崩壊しました。近くには民家があったものの人命の被害はありませんでした。昨年も天竜区龍山村の天竜川沿いの斜面が崩壊して近くの国道が通行不可能になっていました。大雨による災害は毎年のように起こっています。山間の茶畑のある場所のほとんどはコンクリートによる改造や間伐が多くこうした場所では土砂災害の発生しやすいと伺っています。対策としては深耕や有機物を使用した土づくりを行うなど、活力のある根づくりや健全な木づくりが大事だといえます。

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