二番茶摘採期まで
6月が過ぎました。鹿児島県では二番茶の摘採が始まっています。一番茶の時期よりも気温も高めで雨も多くなるので芽がぐんぐんと伸びてきます。一番茶の早摘みしたところでは遅れ芽が出やすくなるのでこれを取り除くために摘採面を刈り取り二番茶の芽を揃えます。いわばならし作業を行います。ならし作業をせずに遅れ芽を放置してしまうと、遅れ芽の茎が大きくなりすぎてしまい、遅れ芽の下の生育が抑制され、越冬芽の幼葉形成に必要な養分が足らず次の一番茶期の生産が少なくなってしまいます。ですので遅れ芽の処理は重要な作業になります。一番茶の摘採後から二番茶の芽が揃うまでには45日ほどなので県内ではあと一週間後ほどで二番茶の摘採シーズンとなります。
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